どんな気持ちになるのか考えました σ( ̄、 ̄=)

11月29日(木) 5・6年生が学校保健委員会に参加しました。
人権週間も近く、会話と心について考えました。
スクールカウンセラー養護教諭、保健主事の先生たちが相談して、テーマや内容を決め、保健委員会が運営しました。
いつも体重測定の時に保健の先生から健康について授業があります。
11月は学校保健委員会に向けて、全校に心をテーマにした授業を行ってきました。
それもあってか、学校保健委員会では、みんな真剣に取り組み、自分の心がどのように変わるかをよく感じ取り、感想に書いたり、発表したりすることができました。

はじめに、番号の書かれたカードを一人1枚ずつとり、カードは見せずに会話で番号の順に並ぶゲームをしました。
ゲームと称しつつも、人と会話をしないと並ぶことができないので、強制的に目的を達成するための会話をすることがねらいです。
次に、並んだ番号で2人組を作り、会話をしているときの自分の気持ちを感じ取ります。

まず、聞き手は話し手を無視するかのように紙に九九を書きます。
話し手は自分の顔を見てくれない相手に「今夢中になっていること」などを話しかけます。

今度は、聞き手は話し手に相づちを打ちながら話を聞きます。
これら2つの聞き手の態度から話し手が心の様子をしっかり感じ取ります。
顔を見ていないときの感想は、
「さびしい」
「むかつく」
などと発表がありました。
顔を見ているときは、
「うれしい」
「話しやすかった」
「話がはずんだ」
「くどいうなずきはむかついた」
などの発表があり、聞き手の態度によって、話し手の気持ちが変わることを体験することができました。
人と話をするときは、どうするといいか、考えるきっかけができたようです。
保健委員会のみなさん、司会進行、お疲れ様でした。