火がついちゃったら w( ▼o▼ )w

11月28日(水) 避難訓練と火災訓練を行いました。
はじめに、いつもの訓練どおり理科室から火が出たことを想定して、運動場に避難する訓練をしました。
その後、津島市消防本部予防課の消防士さんに教えてもらいながら、3つの訓練をしました。
1・3・5年は煙体験です。

火災が起きたとき、煙の中を通って避難する訓練です。
化粧水を原料にした液を霧状にした煙だそうで、子どもたちは「プリンのにおい」と言っていました。
でも、ふだん使い慣れた教室が煙で真っ暗。
ほとんど何も見えないので、とてつもなく広く感じて、怖かったようです。
これが、本当の火災だったら、かなりパニック状態になるかもしれません。
何度も体験して、慣れることも必要かもしれません。
2・4年は服に火がついたときの消し方です。

服に火がついたときにあわてて、走り回ると風で火が大きくなってしまうことを教えていただきました。
だから、火がついたら、地面に転がって、火をこすりつけて消す訓練をしました。
その後の質問タイムでは、いろいろな状態の時にどうすればよいか、たくさんの質問が出ました。
「用水の飛び込んではいけないの?」
「大人がいなかったら?」
「小さい子が一緒だったら?」
「階段で火がついたら?」
子どもたちは、もしもに備えて真剣でした。
消防士さんもたくさんの質問に優しく答えてくださいました。
6年は消火器の練習です。

消防士さんが「ピン・ポン・パン」とお手本を見せながら使い方を教えてくださいました。
「ピン」で黄色いピンを抜き、「ポン」とホースを外し、「パン」と握って噴射します。
30代以上の方は、子どもの頃に聞き慣れているので覚えやすいですよね。
そして、古くなった本物の消火器を実際に噴射してみました。
意外と、勢いがあって、みんなビックリしていました。
筒の先を持たないと先が振れて、ねらいが定まりませんでした。
その後、訓練用の水消火器で全員が操作を体験しました。
もし、火事を目の前にしたら、焦ってしまうかもしれませんが、近くに消火器があれば、初期消火ができるかもしれません。
この訓練が役に立つようなことにならないことが一番いいのですが、火事に遭遇したら、体や命、財産などが守れるといいですね。
津島市消防本部の消防士さん、企画に携わってくださった予防課のみなさん、ありがとうございました。